経済活動の状況を表す景気を判断する一定の基準(数値)が景気指標で、いくつもの種類があります。そして、それぞれに特徴があって、その動きは必ずしも一致していません。
そこで、各景気指標を統合して景気そのものの全体像を映しだせる指標として、DI(ディヒュージョン・インデックス)という景気動向指数が公表されています。
この景気動向指数には、先行系列(12の指標)、一致系列(11の指標)、遅行系列(6の指標)の3系列があります。これらについては、下表にまとめてあるのでご覧ください。
そして、この29ある指標をある計算式にあてはめて景気の動向を判断しているのが景気動向指数です。
それでは、実際の株価と景気動向指数との関係について述べることにしますが、実際のデータを分析した結果を述べます。
まず、景気動向指数の中で先行する景気先行指数と株価の関係について述べます。
先行指数の反転と株価の反転タイミングはほぼ一致します。
このことは、株価に景気の先行指標的な価値があることを意味します。
しかし、先行指数といえども、株価に遅行する傾向はあります。
次に、景気一致指数と株価の関係について述べます。
一致指数と株価は、その名前の通り、指数と株価がほぼ同じ時間軸で動いています。
最後に、景気遅行指数と株価の関係について述べます。
株価が反転した後に、遅行指数の反転を確認することができます。
以上のことから、株価は景気に先行する傾向が強いといえます。
|